悪夢がぼくを襲う。悪夢の中でぼくは幼い少女の首を折る。目覚めると見知らぬ女=南朱音(みなみ・あかね)が覗いている。朱音はぼくの担当医らしいが、ぼくは彼女が少女の巫であることも知っている。気晴らしに一階に向かったぼくはエントランスホールで幼馴染且つ永遠のマドンナである早紀と出会う。ついでエントランスホールで幼い少女と出会うが、その名は『みなみ・まなつ』 ……ということは少女が朱音の娘なのか? そのとき少女の顔に悪意が走り、瞬時にぼくは少女がすべての操り主であることを知る。ついで早紀の精神の安寧のために必ず少女を破壊しなければならないと強く誓う。病院内を彷徨った後、遂にぼくは『まなつ』を見つけ……。
(※この小説は 「小説家になろう」 との重複掲載です)