健(たける)と日向(ひなた)は幼馴染。双子のような関係だ。相手の心さえ読めてしまう。第二次性徴期に健が日向に恋をする。けれども日向は恋をしない。それで関係が崩れてしまう。元には戻れないほどに変わってしまう。健はドンファンのような青年に育ち、日向は男遊びを繰り返す。が、やがて健はその生活を捨て、自分を一途に好いてくれる娘との結婚を決める。丁度その頃、日向の前に一人の男が現れる。日向は少しずつ男に惹かれるが、男にはある隠された秘密があり……。
(※この小説は 「小説家になろう」 との重複掲載です)