• TOP
  • 作品推薦
  • お気に入り登録

崩落の家

 わたしは叔父を愛してる。おそらく叔父を愛してる。けれども叔父はそうじゃない。母を大事に愛してる。けれどもそれも夢の果て。子供の夜は霧の中。叔父が母を愛すのは、わたしが何処にもいないから。奇怪な胎児が群れをなし、わたし一人が狂い出す。歪んだ叔父との関係が、奇矯に縺れて渦を巻く。
 パラニューク好きの人、歓迎!

(※この小説は 「小説家になろう」 との重複掲載です)

red18
  • TOP
  • 作品推薦
  • お気に入り登録